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2009-9-1 yellow
気が付けば、今年は節目の年。 フリーになって10年が経ちました。 ---ひと昔---。 オーバーワークに喜んだことも、また、やる事すら見出せない日々もあったり、 かと思えばまた次第に山積みになっていく仕事に、一日の区切りも分からないほど夢中になったり不安になったり、 ...様々ありました。 その度に周りのみなさんに助けられたり、また笑ったり、驚かせたり、謝ったり。 過ぎた日々は感謝で埋め尽くされますが、お礼ばかりも言ってられません。 「仕事で返してくれ」と、 きっと愛情あるみなさんのことだから。 そして、充電の旅に出ました。 ![]() 筋立って聞こえますが、夏休みです。すみません。 沖縄も10年以上、今年で12〜3年目くらいかな。夏に4〜6日過ごして活力を養っています。 今年は石垣島→波照間島→小浜島→本島(乗継)を訪れました。拠点は石垣と小浜に2泊ずつ。 ![]() プールに浮かんで蝉の声と水の音を聞きながら、たまに空見て、浮ぶ雲を目で追って...と、 ゆったりと時間の流れを楽しみたいところですが、いざ行くとなかなか難しい。 毎回思います。 しかしながら年々少しずつ過ごし方も変わってきて、特に島は時間も多くありますので、 そんな思いも遠くないかもしれません。 波照間島と小浜島は初めての場所。 波照間では北浜(ニシハマ)でシュノーケリング。 自転車をこぎながらの移動。 ![]() ![]() ![]() 迷うほどない道で、思いっきり逆方向に進路をとったりと遠回りをしたものの、なんとか目的地に。 こんな時間の使い方は、実は気に入ったりしている。 そしてジリジリと熱に揺らぐ坂道のさきに、海が広がった。 ![]() ![]() 日焼けはあとが大変なので気を使っていたが、あっという間に焼けた。自転車...遠道...寄道... 往復の道中が響いたのかな。 ホテルで写真を見直すと、ずらりとカクレクマノミ... 逃げずに隠れるばかりのクマノミを夢中で撮っていた。 3日目の朝は少しゆっくり。 ![]() 海をぼんやりしながら、2杯のコーヒーを飲み、小浜島に渡るためホテルを出る。 今回の旅行の拠点をすべて小浜島にしたら、ものすごくのんびりできただろう。 3時間程度で一通りまわれる島。 何気に坂道が多いので、車を利用したが、時間や体力を気にしなければ自転車でぷらりも視野が広がりそうだ。 道中小さな発見もありそうな気がします。 ![]() 一日中、車を借りる必要もないため、食事なんかの移動も不自由かと思いきや、 島中のほとんどの飲食店が送迎してくれるので、ホテル以外の食事も容易にできます。 島の雰囲気も味わえ、酒にも雰囲気にも酔っぱらっても大丈夫。 ![]() ![]() ほとんどのホテルが希望の飲食店に予約をしてくれるようです。 個人的には今年の春から禁酒しているので、酔態をさらしませんでしたが。 それでも安心してゆっくり飲めるのは嬉しい。 島のビーチから出れる海は、どこも遠浅で、船から入らないとシュノーケリングも難しいようだ。 そんなときは、足首までピチャピチャしながら、波音を聞き、浜辺を歩くに限る。 「まだ20分しか経ってないよ」くらいの、もてあそび感がいい。腰をかけるころ、本気で時間を忘れている。 ![]() ![]() 日が暮れる頃、ヒグラシか何か...鳴いていたかどうか覚えていないけど、 風情というか、なんか心地よい響きがあった気がします。 夜になると電灯も無く、島は大きな闇。 食事を終えた車中で、お店の人は「小浜島は日帰りくらいがちょうどいい」と言って笑ったけど、 その当人は、気が付いたら住み着いていたらしい...大阪の人。 降り際、充分に楽しんでとまた笑顔で見送られた。 バランスがいいなぁ。 部屋のドアノブに手をかけたとき、そう呟いたのを覚えている。 ![]() エアコンの冷気が少し窮屈で、車の窓をあけると、暑さも和らいだ風が吹き込んでは流れていった。 最終日、僕らはすこし早く石垣に戻り、ドライブを楽しんだ。 すこしだけ窓をあけて。 back.....or.....NEXT⇒ |
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